こんにちは!貝がらブログです。
みなさん、フラッシュって使っていますか?
ほとんどの人は使っていないのではないでしょうか。
普段からポートレートをよく撮る人は使っているかもしれませんが、そのほかの人は使う機会ないですよね。
私もカメラを購入したての時は全く使っていませんでした。
普段使っていないフラッシュも、ポートレート以外の使い道もあるので紹介していこうと思います。
是非見ていってください!
今回は3つの使い方を紹介しようと思います。
その1、背景が明るいときに使う

まず初めは、背景が明るいときに使うというものです。
これはみなさんが初めに思い浮かぶシチュエーションではないかなと思います。
背景が明るい時というのは、逆光の時などを指します。
背景が明るいと被写体が黒潰れしてしまって、表情が見えづらくなりますよね。
輪郭だけの写真になってしまって、色がわからなくなってしまいます。
そのようときにフラッシュを使います。
太陽以外にもフラッシュという光源を新たに足して、使って黒つぶれを防ぐことができるのです。
背景にも光が当たって反対に白飛びしてしまうのではないかと思われる方もいるかとは思います。
しかし、フラッシュの光は意外と弱く届いたとしても数mなので、背景が明るくなりすぎる心配はないのです。
これが一番メジャーな使い方です。
その2、スローシンクロ

スローシンクロを実現するためにフラッシュを使います。
スローシンクロという言葉を知っていますか?
スローシンクロとは夜景と人を一緒に撮影するときなどに用いられます。
夜景を撮るときは三脚にカメラを固定してスローシャッターで撮影をしますよね。
スローシャッター中にフラッシュを発光させて一瞬だけ被写体に光を当てるわけです。
そうするとスローシャッターなのにも関わらず、発光されたのは一瞬なので被写体はブレることなく、背景の夜景は綺麗に写せて、夜景と明るい被写体を一緒に撮ることができるのです。
夜景以外にも、星景写真にも使うことができます。
星景写真を見ていると、なぜ前景の建物の色が写っているのかなとこれを知る前までは思っていたのですが、このような原理です。
原理は単純なのですが、知らないと撮れませんよね。
また、夜の撮影で被写体はぶれていないのに背景の光源がぶれているといった写真は見たことありませんか?
これもスローシンクロを用いた撮影方法なのです。
シャッタースピードを1秒などと遅くしてフラッシュを焚きます。
被写体は動かずに、カメラマンはフラッシュが焚かれたと思ったらすぐに写真をぶらすようにカメラを動かします。
こうすることによって背景のみがぶれている不思議な写真を撮ることができるのです。
その3、雪の撮影で使う

最後の使い方の紹介ですが、降っている雪の撮影で使うことがあります。
雪が降っていてたから撮影しよう、と思ったら全然写真に写らなかった、このような経験はありませんか?
雪をしっかりと写真に入れたい場合、フラッシュを使えば大きく雪を表現することができます。
雪が反射して白く写りやすくなります。
知らなかった人も多いとは思いますが、使ってみてください。
赤目現象に注意

最後にフラッシュを使う上での注意しなければいけない現象について話していきます。
それは、赤目現象というものです。
フラッシュで撮影を行ったときに、人間や動物の目が赤く写ったことはありませんか?
その現象のことを赤目現象と言います。
瞳孔が開いているときに大きな光が入ってしまうと、目の中で光が反射してしまって目が赤くなってしまうというものです。
そもそもフラッシュの大きな光が目の中に入らないように斜めから光を当ててあげたり、直前まで明るいところを見て瞳孔を小さくしておくとこの現象は起きづらくなります。
カメラによっては赤目現象が軽減できる機能を持っているものもあるため、使うと失敗写真を減らすことができます。
できるだけ起きないように気をつけましょう。
まとめ
今回の記事のまとめです。
今回はフラッシュをどのような場面で使えばよいかを解説してきました。
使う機会があまりないと思っていた人も、面白いと感じた使い方は是非試してみてください。
それではまた!
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