こんにちは!貝がらブログです。
今回はインナーズームについて話していこうと思います。
みなさん、インナーズームとは何か知っていますか?
普段スナップ写真や、風景写真、物撮りなどをしている人は聞き馴染みがない言葉だと思います。
それはなぜかというと、広角や、標準域のレンズに用いられることは少なく、超望遠レンズと呼ばれる焦点距離が300mm以上のレンズに使われることが多いからです。
このようなレンズで何を撮るのかというと野鳥撮影やスポーツの撮影で使われることが多いのです。
なぜこのような超望遠レンズにインナーズームが使われることが多いのか、また、インナーズームであることによるメリット、デメリットを紹介していきます。
ぜひみていってください!

インナーズームとは
まずは、インナーズームについて話していこうと思います。
ズームカメラって基本、ズームするときは筒が中から出てくるか、引っ込むかすることによって焦点距離が変わって、ズームされますよね。
しかし、インナーズームはその名の通り、筒の中でズームします。
仕組みはどのようになっているかというと、普通のズームと同じでそれが、レンズの中で起こっているだけです。
レンズの外で伸び縮みするのではなく、レンズ内で行われています。
わかりにくいかもしれませんが、普通のズームレンズと仕組みは何も変わらないのです。

インナーズームのメリット
まず、インナーズームのメリットについて話していこうと思います。
バランスが取りやすい
最初のメリットはバランスが取りやすいということです。
インナーズームは外にレンズが飛び出てこないため、長さが変わることはありませんよね。
そのため、長さが変化することによって、バランスが崩れることは少ないです。
少ないと記述したのは、少なからず、レンズ内では動いているからこのように表記しました。
もちろん、普通のズームレンズに比べると全く違うことがわかります。
バランスが取りやすいことの何が良いかというと、三脚につけた際の安定感が全然違います。
野鳥撮影などの時って三脚を使用して撮影することも多いと思います。
その時に、鳥の位置によって焦点距離を変えますよね。
焦点距離を変えるごとに三脚のバランスを調整しなくて良くなるのは手間が省けます。
埃などのゴミに強い
次のメリットはゴミに強くなることです。
ズームレンズは外にレンズの内部が飛び出していて、レンズを収納する際にそこに付着したゴミがレンズ内部に入っていきます。
しかし、インナーズームの場合はそうはなりません。
レンズ内部にゴミが入ることはないため、汚れにも強いと言えます。

ズームした時にぶつける心配はない
これが最後のメリットです。
ズームした時にどこかにレンズをぶつける心配はありませんよね。
野鳥撮影をするときは、森の中などの狭い場所に行くことをしばしばあると思います。
森の中は狭いため、ズームをしてレンズを傷つける可能性があります。
また、人とぶつかる可能性だってゼロではありません。
そのような心配をしなくて良いのもインナーズームの良いところです。
インナーズームのデメリット
次にデメリットを一つ紹介します。

普通のレンズに比べて長くなってしまう
唯一にして最大のデメリットです。
ズームの機構が中に搭載されているため、その分長くなってしまうのです。
いってしまえば、ずっとズームしているレンズを持ち運んでいる状態です。
レンズって小さいものが好まれますよね。
特に超望遠レンズなどの大型のレンズは、コンパクトで軽いからという理由でレンズを選ぶ人だっています。
インナーズームを持ち運ぶことは、収納することができないズームレンズを運んでいるわけです。
私の感想とまとめ
私の感想を先に述べます。
私はインナーズームの方が好みです。
でも正直好みは分かれると思います。
インナーズームのものを使ってみたいというのもありますし、持ち運び以外は手軽に使えそうでいいなと感じました。
結局、超望遠レンズを持っていくとすると大きなカメラバッグをみなさん持っていきますよね。
それなら、あまりコンパクトさというものはいらないんじゃないかなと思ってこのような結論になりました。
最後にまとめです。
このような感じです。
それではまた!
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