こんにちは!貝がらブログです。
みなさん、自分が思ったところにピントがしっかりと合っていますか?
オートフォーカスが早いと言われているソニーのα6400ですが、被写体以外のものにピントが合ってしまってその効果を実感できていない人もいるのではないでしょうか。
被写体ごとに設定を変える必要があったり、距離感などが大切になってきます。
α6400のピントが合いにくいという悩みを、今回は解決していこうかなと思います。

まずはフォーカスエリアについて解説していきます。
フォーカスエリアの設定方法
まずはフォーカスエリアというものから解説していきます。
α6400ユーザーの人はメニューボタンの撮影設定1という所から選ぶことができます。
また、ファンクションボタン初期設定にも入っているためそこから選ぶこともできます。
これを設定することで、どの部分にオートフォーカスをしてくれるかを設定します。
それでは一つずつ見ていきましょう!

※ワイド
このワイドというモードでは、モニター全体に映ったものを基準にピントを合わせてくれます。
要はカメラ任せということです。
カメラ任せではあるんですが、私は大体これしか使いません。
これの精度がα6400は高いと思っていて、被写体ににバチッっと合ってくれます。
一番オーソドックスな設定ではないでしょうか。
ゾーン
次にゾーンです。
ゾーンを選択すると、モニター上に幾つかの四角いものが出てきますよね。
それを自分でピントを合わせたい被写体まで持っていくと、カメラが認識して合わせてくれるというものになります。
範囲が大きいため、大まかなピントを合わせる時に使えます。
中央
その名の通りモニター上の中心付近にピントを合わせてくれるものになります。
真ん中に被写体を置いた構図である、日の丸構図の時に使えます。
※フレキシブルスポット
フレキシブルスポットはモニター上に出てくる四角いフォーカス枠を動かして好きな場所にピントを合わせることができます。
ゾーンと似ていますが、見てみると分かる通りフレキシブルスポットの方がより小さい四角なため、被写体が小さくてより正確にピントを合わせたい時に使えます。
範囲を動かす手間はありますが、ピントが合わない時はこれを使うと良いです。
拡張フレキシブルスポット
拡張フレキシブルスポットも、フレキシブルスポット同様モニタ上のフォーカス枠を動かしてピントを合わせます。
違いは何かというと、拡張フレキシブルスポットはフレキシブルスポット内の被写体を認識できなかった場合にこの周辺の被写体にまでピントを合わせてくれます。
大体、フレキシブルスポットでピントが合うためこれはあまり使いません。
見出しを見てもらうとわかりますが、私はワイドとフレキシブルスポットしか使わないです。
なんならフレキシブルスポットもあまり使いません。
私はフォーカスエリアよりもフォーカスモードの方が大事だと思っています。
フォーカスモードについて
フォーカスモードにも数種類ありますので一つずつ解説していきます。

シングルAF
シングルAFは一度シャッターを半押しすると押している間はずっとフォーカスを固定してくれます。
そのため、風景などの動かないものを撮る時に適しています。
コンティニュアンスAF
これはシングルAFとは反対に、シャッターを半押ししている時に被写体を追ってピントを合わせ続けてくれます。
これのα6400の正確性、速さはすごいですね。
特に人に対してはばっちり合ってくれます。
常に動き続けるものを撮る時に適していて、ポートレート撮影、野鳥撮影などで使います。
AF制御自動切り替え
今話したシングルAF、コンティニュアンスAFを被写体に合わせて切り替えてくれるものになります。
毎回被写体ごとにフォーカスモードを切り替えるのが面倒臭いという人にお勧めです。
次からがマニュアルフォーカスになります。
DMF
DMFは完全なマニュアルフォーカスではなくて、シャッターを半押しすると、カメラがピントを被写体に合わせてくれるのですが、半押ししている状態でピントリングを回すと細かい調整をすることができるというものになっています。
それくらいなら、自分でピントを合わせるので使いません。
MF
最後にマニュアルフォーカスです。
レンズについているピントリングを回すことによってピントを調整します。
ピントリングを回している間は拡大されるため、合わせやすいです。
マニュアルフォーカスは、オートフォーカスでピントが合わない時に使います。
例えばですが、できる限り寄って撮影するときや、極端に暗い場所、明るい場所ではコントラストが激しいため、ピントが合いづらいです。
私の設定

最後に私が普段どのようにこれらを設定しているのかを伝えます。
まず、フォーカスエリアですが、ほとんどの場合、ワイド固定です。
たまに、フレキシブルスポットを使いますが、最近はこれすらも使わなくなりました。
次に、フォーカスモードです。
フォーカスモードは3種類を使っていて、シングルAF、コンティニュアンスAF、MFです。
使い分けとしては、風景撮り、スナップの時はシングルAF、ポートレートや野鳥、猫などの動物の撮影の時はコンティニュアンスAF、できる限り寄りたいお花の撮影や夜景、夜スナップ、星景写真ではMFを使っています。
それでもAFの精度が弱い

ここまでの記事を見てきて被写体にあった設定をしているのにも関わらず、ピントが全然合わないという人は、一度メーカーや購入店舗に連絡を入れた方が良いかもしれません。
夜の暗いところや最短撮影距離よりも近い場所、ガラス越しの被写体などではもちろんピントは合わなくなるのでピントのあいやすい状況で合わない時に連絡を入れてみてください。
まとめ
今回はピントがより合いやすくなるための設定を解説してきました。
α6400のAFは正確で速いと高評価なので設定をしっかりと行なって、快適に写真を撮れるようにしましょう。
それではまた!
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